| 1970年代は正に激動の時代であります。事実世界においても、日本においても、経済・社会・政治を問わず、あらゆる面での変化が急激、かつ顕著で,好むと好まざるとにかかわらず、その影響は我々の業界にも及び、業界並びに業界を取り巻く環境も大きな変化を見せようとしています。
従来、歯科業界はメーカー・卸商・小売商がそれぞれに協同組合を結成し運営に当ってきましたが,ともすればそれぞれの分野における権利主張の傾向があり,より広い視野に立って,業界全体の利益を考慮することに欠ける憾がありました。しかし今日の激動する時代には、それに対応して業界人が一致団結の上、変革に対処し、新しい時代にふさわしい秩序と調和のもとに、業界の発展を図ることが緊急事となりました。
このような考え方を基調として,志を同じくする業界の有志が相集い,このたび日本歯科企業協議会を設立することになりました。
日本歯科企業協議会は、メーカー・卸商・小売商を同じ会員とする,業界を横に結んだ組織で,会員の英知を結集し、歯科業界全般に渡る問題,あるいは将来に影響を及ぼすであろう問題について有用な指導と奉仕を行うことを目的としています。
日本歯科企業協議会の歩む道は決して平坦なものではありません。たぶんそれは困難に満ちたものでありましょう。しかし会員一同は一致協力してその困難を乗り越え、業界の明るい未来、それを通じてよりよい歯科医療への貢献をなしうるものと確信しております。
何卒本会設立の趣旨をご理解賜り、ご指導、ご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。
昭和46年9月
日本歯科企業協議会 |